俳優の加藤雅也(43)が23日、神奈川・川崎市の生田スタジオで会見を行い、都内の総合病院に勤務する整形外科医の聖子(きよこ)さん(34)と今月17日に入籍したことを発表した。加藤のけがを聖子さんが診察したのがきっかけ。「お付き合いを前提に結婚してください」と通常とは逆パターンでプロポーズ。“けがの功名婚”を「実感はないけど、友だちみたいにいけたら」と幸せそうな表情をみせた。
お相手の聖子さんは整形外科医。「160センチをちょっと切るぐらい」(加藤)の34歳。女優の秋本奈緒美似の美人だ。出会いは2年前の04年。映画「風のファイター」の撮影で加藤がひじをけがし、肉離れも起こした。治療で「スポーツに精通している方がいないかと、紹介していただいた」のが聖子さんだった。その時は「友だちという感じ」だったというが、昨年、別の映画の撮影中にも肩をけがし「また相談して、すごく一生懸命見てくれた」と好意を持ったという。
今年1月、正月明けに食事に誘った。「不思議なんですけど、この人かなとパッと思った」と直感。「普通なら結婚を前提に、というところですが、結婚してから付き合いませんかといいました」とプロポーズしたという。聖子さんは「面白いですね」と承諾し、今月17日に入籍。加藤は「(所属事務所の)社長には“けがの功名です”と報告しました」。
俳優と女医のカップル。「世界が違い過ぎるので、いろいろな話がなるほどと思って聞ける」。加藤自身も大学では保健体育科を専攻でスポーツ医学に興味がある。「松井(秀喜)選手のけがとか解説してくれて、すごく面白い」と新鮮な刺激を受けているようだ。
過去には藤原紀香(34)との交際も報じられていたが、40歳になり、「家庭とか子どもを持つ結婚というものも人生にある」と結婚を意識。「所帯っぽくしたくない。歌か何かにあったけど『子どもよりあなたが一番』というようになれたら」と、いつまでも“恋人気分”が理想だ。
◆加藤 雅也(かとう・まさや)1963年4月27日、奈良県生まれ。43歳。横浜国大在学中にスカウトされ、男性ファッション誌やパリコレに参加。87年松竹オーディションに合格し、88年映画「マリリンに逢いたい」に出演。93年「ゴールデン・サムライ」でハリウッド進出。米俳優組合にも所属。94年「セブンスフロア」ではブルック・シールズと共演。国内のドラマでは「義経」「anego」「アンフェア」、映画「風のファイター」に出演。
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