人気デュオ、コブクロが7月26日に発売した新曲「君という名の翼」のカップリング曲「あなたへと続く道」が、西田敏行(58)、伊東美咲(29)主演で11月18日に公開される映画「椿山課長の七日間」(河野圭太監督)の主題歌に起用されることが30日、分かった。コブクロが映画の主題歌を歌うのは、初めて。
きっかけは、同映画の若杉正明プロデューサーが今年4月にコブクロのライブで同曲を聴いたこと。会えない人への思いを情感たっぷりに歌ったバラードに感動し、河野監督やスタッフに聴かせた。監督も歌詞に映画のキーワード「椿」が印象的に使われていることに不思議な縁を感じ、「この曲はまさに映画の世界観を投影している」と絶賛。すぐさまオファーを出したところ、コブクロも快諾したという。
同映画は、突然死した中年男性、椿山課長(西田)が、美女の椿(伊東美)の肉体を借り、未練のある現世に3日間だけ舞い戻るファンタジー作品。「ここにしか咲かない花」「桜」「君という名の翼」が、連ドラ主題歌に起用され、作品を盛り上げた2人が、今度はスクリーンで感動を巻き起こす。
コブクロは「どんなに遠く離れていても、相手を思えばそこにいつでも道は延びている思う」と曲へ込めた思い告白。映画については「温かくコミカルな展開の中に、ひとひらの感動が舞い降りてくる、すてきな物語です」と話している。
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