歌手で女優の松浦亜弥（２０）が、名古屋の中部日本放送（ＴＢＳ系）の開局５０周年記念ドラマ「命の奇跡」（１０月１５日午後２時）に主演する。先天性の心臓病のため２３歳で亡くなった筒井佳美さんと、彼女の両親で大動脈バルーンカテーテルの国産化に成功、約５万人の命を救った宣政さん、陽子さん夫妻の人生を描く。同局の大羽秀樹プロデューサーが０２年に情報番組で取り上げた実話に基づきドラマ化された。主演映画「スケバン刑事」の公開日（９月３０日）直前に収録する日程でも出演を快諾した松浦は「不安を抱えたり、自分に自信を持てない人に見てほしい。背中をポンッと押してくれる作品になると思います」。大羽氏は「病気と闘いながらも明るく快活に生きた佳美さんのイメージが松浦さんに重なった。闘病を前面に出す話ではなく、前向きな気持ちになれる作品にします」と話した。ほか宅麻伸、高橋恵子、中村俊太ら。
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