ロックバンド、HOUND DOGの元メンバーで、ギタリストの八島順一(50)が脳挫傷で都内の病院に入院中であることが3日、分かった。
八島は1日夜、東京・世田谷区の自宅に帰宅した際、貧血を起こして転倒。自転車置き場のコンクリート片に後頭部を強打した。家族の連絡で駆けつけた救急隊により都内の病院に搬送され緊急入院。一時はクモ膜下出血の疑いもあり、2日には危険な状態となった。だが、検査の結果「外因性脳挫傷」と診断され、現在は意識も戻り、安定しているという。
「HOUND-」はボーカルの大友康平(50)が「1人で活動する」と宣言し、八島と橋本章司(50)、西山毅(44)の3人を一方的に解雇。3人は「HANBUN(半分) DOG」を結成し、東京や大阪で「HOUND-」の再活動決起集会を開催。20日には八島と大友の出身地でバンド誕生の街、仙台での署名大会を準備していた。
一方で、大友との和解も熱望していた。大友が9月2日に1人で行う日本武道館ライブのため、新曲をプレゼントすることを計画。タイトルは「We Are HOUND DOG」で、八島は「この曲を大友に歌ってもらい、再活動の門出にしたい」と希望し、病床でも「曲を大友に聴かせて欲しい」と関係者に託したという。
親しい知人は「言葉に障害がある感じです。もともと貧血になりやすい体質で、グループのことや、3人になってからはボーカルも受け持っていたので、ストレスもあったのだと思う」と心配している。
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