人気タレント、小野真弓さん(25)がオセアニアの秘境、パプアニューギニアの親善大使に選ばれ、今年9月から1年間、日本と同国とを結ぶ架け橋となることが決まった。その小野さんが出演するバラエティー「元祖あばれ寿司 握って握って in パプアニューギニア」(日本テレビ系)が、20日午後3時からオンエアされる。
“女将”こと声楽家の森公美子さん(47)率いるタレントが、海外で日本食の代表である寿司を振舞う人気シリーズ。現地住民の協力を得て、ご当地の食材をネタに握るのがミソ。「日本の食文化を通じて、現地の人々との交流を描ければという意図で企画した」とは、番組制作にあたった佐藤俊一氏。
これまでにイタリア、ブルネイ、モロッコと回って、今回のパプアニューギニア編に抜擢されたのが小野さん。ロケ地は、都市部から陸路で約3時間。電気もガスも水道もないゴケ村。まさに秘境ともいうべき山奥に暮らす人々は、歌が好きで人懐っこく、実に純粋。彼らとの交流が寿司を通して、瑞々しく描かれる。
「現地の子どもたちが、ほんと無邪気なんですよ。苦心して作った寿司を喜んで食べる姿や別れ際にみんなで歌ってくれた国歌には、タレント、スタッフみな号泣でした」と佐藤さんが秘話を披露する。
5月初旬に行われた番組ロケで、大自然と純真な人々の姿に心に感動した小野さんだけに、親善大使の依頼に2つ返事で了承。さらに、次の写真集の撮影のため再訪したいという希望もあるという。
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