ウエンツ瑛士(20)と小池徹平(20)のデュオ「WaT(ワット)」のシングルをモチーフにした漫画「My Favorite Girl」が、2人の主演でドラマ化されることが25日、発表された。俳優として映像作品で2人が共演するのは今回が初めて。この日は東京・丸の内の東京国際フォーラムで行われたファッション誌「SEVENTEEN」の読者イベントにスペシャルゲストとして参加し、2000人のファンから声援を浴びていた。
WaTの“初共演ドラマ”となる「My Favorite Girl-The Movie-」は、月刊誌「別冊マーガレット」で連載している藤村真理さんの同名漫画を映像化したもの。漫画はデビュー曲「僕のキモチ」をはじめ「5センチ。」、「Hava Rava」と12月発売予定のシングル計4作をもとにストーリー化し、ウエンツ演じる小田切魁、小池演じる五十嵐隼人という2人の男性の恋愛を描く物語だ。
映像作品は漫画をもとに撮り下ろしたドラマ部分とシングルのプロモーションビデオを組み合わせ、11月に全国上映会、12月にDVDでの発売を予定している。
4作のシングルを漫画、ドラマで表現するという試みはデビュー当時から温めていたもの。ウエンツは「役を通じて普段と違う姿を見てほしい」と自信を見せた。
ステージでは一緒の2人だが、演技の場での共演は「結構恥ずかしい。歌ってるときとは違う表情ですね」(ウエンツ)と勝手が違う様子。すでに行われた撮影では「普段はここまで言い合ったりしないですよ」(小池)という取っ組み合うケンカシーンも。ウエンツは「徹平が怒ったらこんな目つきになるんだな。僕も一瞬切れてしまいました」とお互いの新たな一面も見つけたという。
音楽から漫画、そして映像と、表現の場を広げ続けるWaT。小池は「(ドラマ部分)映像とPVがつながって、今まで見てくれていた人にも新しい発見があると思う」と、どんどん進化していく2人が見られそうだ。
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