松田聖子(44)の1年ぶりの全国ツアーが10日、さいたまスーパーアリーナでスタートした。会場には、芸能活動を休止中の長女SAYAKA(19)も訪れた。聖子はミニスカート姿などで“生涯アイドル”をアピールする一方で、ファンからレーザーポインターで狙われ、不機嫌そうな表情を浮かべる場面もあった。
「聖子」コールの嵐に迎えられ、ピンクのミニのワンピースで登場。1万5000人の観客は総立ちになり、大きな手拍子がわき起こった。
「は~。いくつになっても初日というのは緊張しますね」
30代どころか10代を意識したような、「少女」を強調したステージ。メルヘンチックに電飾の馬車に乗ったり、セーラー服姿も披露。「萌(も)え系アイドル」も顔負けのコスプレの連続で、新曲「bless you」やヒット曲「赤いスイートピー」など25曲を熱唱した。
会場には昨年5月から沈黙を続けているSAYAKAも訪れた。昨年は聖子に新恋人ができたこと、SAYAKAにも恋人ができたことなどで、すれ違いとなり、親子の断絶が話題となったが、関係はすっかり修復した様子。舞台裏から母の雄姿を見守った。
SAYAKAは芸能活動を休業中で、復帰も未定。そんな娘を奮い立たせるかのように、この日の聖子は若々しく、ママドルパワー全開。ファンから「SAYAKAちゃん元気?」と声を掛けられると、「娘は大変元気にしております」とほほ笑み、「後で伝えておきますね」とステージ裏を指さした。
一方で、心ないファンからレーザーで狙われるシーンもあった。最初の登場シーンで、客席から聖子のドレスに赤い不審な光が動き回り、スタッフ約30人が血眼になって“犯人”探しに奔走。聖子も序盤こそ、やや不機嫌そうだったが、後半からは笑顔とじょう舌なトークが戻った。
PR