大手コンビニエンスストア「ローソン」(大阪府吹田市)の各店舗で販売されている宝塚歌劇団やアイドル歌手の公演のチケットの偽造券が、インターネット上のオークションなどで出回っていることが15日、わかった。
本物のチケットをパソコンのスキャナーを使って読み取り複製したものとみられ、今年3月から今月までに計100枚近い被害が確認されている。同社子会社の「ローソンチケット」(東京都渋谷区)は警視庁に届け出るとともに、「プレイガイドや公式ファンクラブなど正規の購入窓口で手に入れて」と呼びかけている。
これまでに偽造券が確認されているのは、宝塚歌劇団のトップスター・和央(わお)ようかさんの引退公演「NEVER SAY GOODBYE―ある愛の軌跡」や、ジャニーズ事務所所属のアイドルの公演チケットなど。和央ようかさんの場合、5月の大阪公演と今月の東京公演の千秋楽のチケットが発売当日に完売した。
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