SMAPの木村拓哉(33)が、9日にドイツで開幕するサッカーW杯に出場する日本イレブンにエールを送った。木村は、主演するフジテレビ系スペシャルドラマ「HERO特別編(仮)」(7月上旬放送予定)の撮影がスタートし、作品の舞台・山口ロケを終えたばかり。今月末まで撮影は続くが、大のサッカー好きの上、MF中田英寿とは親友の間柄だけに、「悔いの残らないよう思いっ切り楽しんで」と日本チームの健闘を祈っている。
「スポーツをやる以上は、必ず結果を伴うとは思いますが、ピッチの上に立っている皆さんには悔いを残してほしくないですし、悔いの残らないよう、思いっきり楽しんでいただきたいと思います」
ドラマ界の“HERO”が、遥かドイツの地で激闘を繰り広げるサッカー界の“ヒーロー”たちに熱いメッセージを送った。
木村は、プライベートで中田英寿選手と親交があるなど大のサッカー好き。なかでも02年の日韓共催のW杯の際、日本が初勝利を挙げた横浜国際総合競技場(現日産スタジアム)での対ロシア戦は夫人で歌手、工藤静香と観戦。この時は、中田英の背番号「7」が入った代表のユニフォームを着用、顔にはペインティングを施し、声援に声を枯らしたほどだ。
もちろん今回のドイツ大会への関心も高く、日の丸戦士には「(W杯出場は)まさに特権ですから、その特権をフルに楽しんで欲しい」と気負わず戦うようエール。さらに、「僕もその瞬間を楽しませてもらっていると思います」と、日本チームの戦いぶりを熱く見守るつもりだ。
一方、5年ぶりに復活するスペシャル版の舞台・山口でのロケは、平成13年の連ドラで描かれた都会とは一転、美しい自然をバックにした撮影となった。久利生検事(木村)が山口に赴任してきたところから始まり、事件が起きない平穏な村で殺人事件が発生し…というストーリー。
山口ロケでは、美しい自然の中、新赴任先となった山口県虹ケ浦支部で新たに出会う、やる気のない事務官(堤真一)や新米検事(綾瀬はるか)ら個性あふれる面々とのシーンを収録。
「新しいスペシャルな方々と、スペシャルな場所でスペシャルな番組に参加させていただき、とても楽しめました。撮影後も皆さんと食事の機会が持てるなど、和気あいあいとさせていただきました」とチームワークもバッチリの様子。
連ドラでは全11話すべてが視聴率30%突破という快挙を達成したが、今回の特番も高視聴率が期待できそうだ。
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