テレビ朝日のサッカーW杯日本代表応援団長を務めるSMAPの香取慎吾(29)が18日、ドイツ・ニュルンベルクで行われた日本対クロアチア戦を現地のスタジアムで生観戦。「不敗神話男」がジーコJAPANの勝利を信じて声援を送り、22日(日本時間23日)のブラジル戦に望みをつなぐ価値ある引き分けを演出した。
負けなかったという点で、「不敗神話」は何とかもちこたえた。現地に乗り込み、誰よりも最後までピッチのイレブンに声援を送り続けた香取。それでも、最後は唇をかみ締めた。
「悔しいです! スタジアムは暑く、応援も熱かったです。何度も勝てると思った瞬間があった試合でした」
髪の毛をトレードマークの金髪からサムライブルーの青に染め上げ、サポーターの背番号「12」が入った日本代表ユニホーム姿で決戦の地ドイツに降り立った香取。アジア最終予選からスタジアム観戦した日本代表の試合は、パブリックビューイングを含めて5戦全勝という「不敗神話」を持つだけに、「絶対勝ちます」と拳を握り締めて断言。W杯一色になった同局の各番組にハシゴ生出演し、「日本代表を信じて、熱い声援を送ってください」と視聴者に力いっぱい呼びかけた。
試合が始まると手に汗握るプレーに一喜一憂。前半、クロアチアにPKを与えた瞬間には頭を抱えたが、GK川口がスーパーセーブ。香取の「止めてくれ!」の思いが通じたようだった。
「テレビの前で応援していた日本のみなさんの気持ちがドイツのスタジアムまで届いていたと思います。日本は決して負けてはいません。次の試合に向けて、頑張れジーコJAPAN!!」
「寝ないで頑張る」の言葉通り、香取は17日午後11時から放送された同局系「SmaSTATION-5」を皮切りに試合直前まで計5番組に現地から生出演。「勝つぞ!ニッポン!」と叫ぶなど声をからした。
次は世紀の一戦となるブラジル戦。香取から不屈の声援を受け取ったジーコJAPANが奇跡を起こす。
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