劇団四季のミュージカル「ライオンキング」が30日、東京・浜松町の四季劇場「春」で上演回数5000回を迎えた。特別カーテンコールには「キャッツ」「オペラ座の怪人」のキャストが祝いに駆け付けた。
CMでもなじみの「オペラ座-」のテーマ曲が流れると、客席がどよめいた。後方扉から怪人ら3人が登場。続いて「キャッツ」のテーマ曲に乗って、キャラクターたちが現れると「うそー」という喜びの声が上がった。同ステージに3演目のキャラクターが上がるのは初めてだ。主演の広瀬明雄は「5000回は単なる通過点。カンパニーの垣根を越え、劇団員一同、感謝の気持ちでいっぱいです」とあいさつした。
「ライオン-」は98年12月20日初演。約7年7カ月での5000回達成は国内の演劇では最速記録で、大阪、福岡、名古屋での公演を経て、約534万人が来場した。
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