韓流ブームの火付け役となった韓国の純愛ドラマ「冬のソナタ」のミュージカル版「冬のソナタ ザ・ミュージカル」が10月に東京・新宿コマ劇場で上演されることになり26日、同所で製作発表が行われた。
会見は来日した4人のミュージカルスターによる劇中歌「マイ・メモリー」など3曲の歌唱でスタートし、韓国ミュージカルのレベルの高さを示す強烈なデモンストレーションに。ドラマ版キャストのペ・ヨンジュン(33)、チェ・ジウ(31)に似ているかどうかは問題ではない。その圧倒的かつ繊細な歌唱力が、“新しい”冬ソナの世界を表現した。
同ミュージカルはドラマのユン・ソクホ監督が演出、映画「猟奇的な彼女」の主題歌を作曲したキム・ヒョンソク氏が音楽を担当し、今年1、2月に札幌で世界初演され話題に。東京公演はチュンサン(ミニョン)役をイム・テギョン(年齢非公表、以下同)とイ・サンヒョンが、ユジン役をパク・ホンジュとイム・ガンヒが交代で演じるというダブルキャスト制。組み合わせは今後決定する。
ミュージカル版は精霊が登場するなどドラマと比べファンタジー色が濃い。ソクホ監督は物語について「ドラマのエンディングとは少し違うかも」と気になる発言をしており、冬ソナファンは必見。柔らかく温かみのある歌唱を披露したユジン役のガンヒは「プレッシャーはありますが、自分だけのユジンを作り上げたい」と抱負を語った。
PR