高橋瞳、絢香、YUIなど新鋭の女性アーティストが音楽シーンに様々な話題を提供し、マーケットを活性化させているなか、5月24日、5月31日には、今や国民的な人気を誇る2大女性アーティスト、松任谷由実と松田聖子が相次いでアルバムリリースを予定しており、注目を集めている。ユーミンの新作『A GIRL IN SUMMER』は、5月24日発売の注目作品 ランキング で、立ち並ぶ強豪を抑えて1位にランクインした。
『A GIRL IN SUMMER』は、2004年11月発売の『VIVA! 6×7』(最高5位、累積売上11.5万枚)に続く松任谷由実の最新アルバム。デビュー34年目にして34作目の今作は「海」をテーマに、ユーミンらしいノスタルジック&ロマンティックな内容になっている。
アルバム発売前のアーティスト認知度は91.3%。その中のアルバムへの興味関心度は グラフ の通り。キャリアのあるアーティストだけあって30代、40代からの高い支持が目に付く。ユーミンの新作ということだけでも興味関心を持つ人が多いという表れとも考えられ、ファンから安定した信頼感を得ているアーティストであるかが伺える結果となった。リリースを挟むかたちで7月まで続くツアーはすでに始まっており、ファンの関心はさらに高まるだろう。今後はコアファンからグレーゾーンへのさらなる広がりを期待したい。
さらに翌週には、松田聖子が昨年12月発売の『Under the beautiful stars』に続くニューアルバム『bless you』をリリース。前作がバラード企画盤なので、フルサイズのオリジナルアルバムとしては2005年4月の『fairy』以来、約1年ぶりとなる。
本作の発売3週前時点の調査では30代、40代の女性層で購入意向に向けての活発な動向が見られた( グラフ )。まず興味・関心では30代女性が最もよい反応を見せ、8.2%が"とても興味・関心がある"と回答し、“どちらかといえば~"までを含むと40代女性の32.6%が興味を抱いている。またCD購入意向においても30代の男女、40代の男性で活発な動向が見られる。ダウンロード購入意向においても同様の傾向が見られ、デビュー当初からのコア層をしっかり確保している。今後の展開としては、認知度などの偏りから、やや弱い20代男性を中心とした若年層への再アピールも有効と考えられる。
5月24日発売の注目アルバム ランキング 、ユーミン、松田聖子の新作への興味関心度( グラフ )はORICON STYLEで。
※グラフは下段に掲載
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