人気ロックバンド「ラルク アン シエル」が11月25、26日に、東京・水道橋の東京ドームでバンド結成15周年記念ライブを行うことが29日、分かった。4人そろってのライブは昨年9月25日のアジアツアー最終公演以来、約1年2か月ぶり。ファンから演奏してほしい曲のリクエストを募集し、デビュー当時からの数々のヒット曲を披露する超スペシャルライブとなりそうだ。
シングル28作、アルバム16作のCD売り上げが2600万枚を超えるモンスターロックバンドが、節目の年を迎え、ついに動き出した。「L’Arc~en~Ciel 15th L’Anniversary Live」は11月25、26日に東京ドームで開催。2日間で合計10万人ものファンを動員する。
1991年に結成したラルクは今年で15周年。だが、昨年9月のアジアツアーを終えてからは、ボーカルのhyde、ベースのtetsu、ギターのken、ドラムのyukihiroの4人それぞれが独自の活動を展開。15周年に入って6月21日にライブDVD「ASIALIVE2005」を発売し、今月30日に初期シングル15作の12センチ盤リリースが決まっても、4人そろっての稼働は現在までなかった。
そんな中、「15周年を迎えられたことを、支えてくれたファンに感謝したい」というメンバーの希望で記念ライブの開催が決定。できるだけ多くのファンに会いたいという理由で、国内最大規模の5万人超を収容できる東京ドームを会場として選んだ。
ライブは、15年の歴史の中で生まれた数々のヒット曲を披露するベスト盤のような豪華な内容。さらに、ファンのためのスペシャル企画として、聴きたい曲のリクエストを受け付ける。9月19日からラルクの公式サイトで投票がスタート。リクエスト結果が当日の演奏曲目に反映される予定で、まさにファンによるファンのためのスペシャルライブといえそうだ。
今回のライブが15周年を迎えてのバンドとしての新たなスタート。久しぶりの新曲リリースやツアーなど、今後の活動にますます期待が高まりそうだ。
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