明菜の歌声で百恵さんの名曲が甦る-。デビュー25周年を迎えた歌手、中森明菜(40)が、山口百恵さん(47)の昭和53年の大ヒット曲「いい日旅立ち」をカバーすることが26日、分かった。10月7日公開の映画「旅の贈りもの/0:00発」(原田昌樹監督)の主題歌として歌うもので、明菜が映画の主題歌を務めるのは今回が初めてだ。
音楽関係者は、「百恵さんも、明菜さんに1度歌ってほしいと思っていたようで、明菜さんで甦るなら最高にうれしいと喜んでいるようです」という。同曲をプロデュースした酒井政利氏も「歌い継がれてこそ新しい生命が宿るもの。明菜さんはアイドル発の歌手の中でも抜群のボーカリスト」と“明菜バージョン”に大きな期待を寄せている。
昭和の名曲を歌い継ぐことになった明菜は大喜びで、「百恵さんの曲は子供の頃から大好きでよく聴いていました。あの歌唱力とテクニックは子供が歌うには難しすぎてうまく歌えなかった思い出があります。そんな百恵さんの曲を歌うことは、私にとっては大きなチャレンジです」と意欲満々だ。
映画は歌手の徳永英明(45)の初出演映画で、さまざまな悩みを持った人々が不思議な列車に連れて行かれた見知らぬ町で、心を癒していくハートフルロードムービー。多岐川裕美(55)の愛娘、多岐川華子(17)が同作で銀幕デビューすることでも話題だ。
現在、明菜は全国ツアーの真っ最中。7月3日に映画の舞台となった大阪の心斎橋HMVで映画PRと主題歌の報告を兼ねたスペシャルトークライブを開催する。
PR