人気お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」が、今秋からTBS系の新番組で司会を務めることが8日、分かった。ウイークデーの帯番組で、放送時間は深夜。「武勇伝!武勇伝!」のリズムに乗って、人気者の階段を駆け上がる2人が、デビュー3年で早くも“冠番組”を持つ。
オリラジがお笑い芸人としてのステータスとなるテレビ番組の司会を初めて担当することになった。
複数の女性アシスタントらとのトークを中心にした情報バラエティーになる方向で、現在、一般女性のオーディションが進められている。かつて同局の深夜の帯番組としては「ワンダフルガールズ」(通称ワンギャル)が出演した「ワンダフル」(97~02年)が人気だったが、オリラジの新番組は同番組に勝るとも劣らない熱い視線を集めることになりそうだ。
オリラジは現在、お笑い芸人たちの中でも屈指の人気を誇るコンビ。03年8月の結成後、「武勇伝!武勇伝!」のリズムに乗ったネタで一気にブレークした。
今年4月にはネタ本を出版し、5万部以上をすでに販売。7月には中田敦彦(23)が日本テレビ系「全国高等学校クイズ選手権」の演出で、神宮球場にパラシュート降下しようとしたところ、突風のため赤坂御用地内に不時着し、話題を呼んだ。
司会決定の背景にあるのは、2人がネタだけではなく、トークに定評があること。漫才大会「M―1グランプリ2005」では準決勝まで進出。ライブの模様を動画や携帯電話で配信する東京・渋谷の劇場「ヨシモト∞ホール」にも毎日出演。司会を務めて、日替わりで登場する吉本興業の先輩芸人を相手に絶妙なやりとりを披露している。
今回の司会決定でさらなる躍進を期待できそうだ。
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