歌舞伎俳優、中村獅童(33)が、1500万部を超える人気コミック(既存11巻)を実写化した話題の映画「デスノート」(金子修介監督、前編17日、後編10月公開)で、“影の主人公”死神・リュークの声を務めていることが1日、分かった。
リューク役は同映画最後のトップシークレットとして、公開直前まで秘密にされていたもので、ネット上では誰が務めるのか、誰がふさわしいか-と話題を呼んでいた。
獅童のリューク役は、NHK大河「新選組!」で共演したことがある同映画主演の藤原竜也(24)が熱望し、実現。原作を読んでファンになったという獅童は、俳優たちが実写で演じる中、ただ1人、フルCGのリュークに声を合わせるという作業だったが、「欲張らず、地道に、自分らしく、漫画を読んだときの自分なりの印象でやれたら」と、死神になりきり毒々しい声で熱演した。
同作は、名前を書くだけで人を殺せる死神のノートを使い、悪人を裁いていく天才大学生(藤原)と、彼を捕まえようとする天才捜査官(松山ケンイチ)の頭脳戦をスリリングに描いた作品。3月上旬に発売された劇場前売り券は1万1000枚突破と、今年の邦画実写映画NO・1の売れ行きを見せている。
PR