女優、石原さとみ(19)が来年1月公開の米アニメ映画「モンスター・ハウス」(ギル・ケナン監督)の日本語吹き替え版で声優に初挑戦することが29日、分かった。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズでコンビを組んだスティーブン・スピルバーグ(58)とロバート・ゼメキス(54)両監督がW総指揮を務める超話題作。12歳の少年DJと友達のチャウダー、ジェニーが次々と物が吸い込まれ消えていく“お化け屋敷”の謎に迫るハラハラドキドキの冒険談だ。
さとみは、しっかり者のジェニー役をオーディションで射止めた。配給元のソニー・ピクチャーズによると、さとみに決めたのは、スピルバーグその人。まず、日本のソニーがプロの声優や女優ら10人をセレクト。実際のスタジオで、台本の3カ所程度を演じたアフレコのテープを米国へ送った。スピルバーグがテープチェックし、「若々しくて澄んだ可愛らしい声。好奇心旺盛なおてんばな女の子にはぴったり」と1度聞いただけで即決。「日本のジェニーはさとみしかいない」と絶賛したという。
合格を聞き、「夢じゃないかと思った」とさとみ。「ジェニーは可愛くて活発でちょっとおませな女の子。わたしも好奇心旺盛だった少女時代を思い出して演じたい。一生懸命がんばりますが、ちょっと不安が…。スピルバーグさん、ゼメキスさん、本当にわたしで良かったの?」とヒットメーカーの抜擢に“おっかなびっくり”している。
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