天才子役の神木隆之介(13)がテレビドラマ初主演することが4日、分かった。累計700万部を売り上げた同名人気コミックを原作にした日テレ系の夏スペシャルドラマ「探偵学園Q」(7月1日・後9時)で、好奇心旺盛で探偵を夢見る中学生の少年Qを演じる。等身大の少年役に「次から次へと訪れる謎を解いていく推理がすごく面白いので本当に楽しみです」と意気込んでいる。
一昨年の映画「インストール」(片岡K監督)に出演、昨年の「妖怪大戦争」(三池崇史監督)で初主演、テレビドラマにも数多く出演。重要な役どころを演じてきた神木だが、意外にもドラマの主演は初めてだ。
「探偵学園Q」は「金田一少年の事件簿」の天樹征丸氏(原作)とさとうふみや氏(漫画)によるコミックが原作。01年5月~05年7月まで「少年マガジン」に連載され、単行本は全22巻で累計700万部を突破した。アニメになったことはあるが、実写ドラマ化は初めて。
神木が演じるのは好奇心旺盛で、探偵を夢見る中学1年の少年キュウ。制作サイドでは確かな演技力はもちろんのこと、等身大の神木の魅力を見せたいと、出演をオファーした。
「探偵学園Q」は天才的な探偵が一人で解決するのではなく、仲間と協力し、友情をはぐくみながら、成長していくのが特徴。13歳らしい素顔を見せてくれそう。
すでに撮影に入っている神木は「キュウはすごく元気で少しおっちょこちょいな中学生だけど、好奇心が強くて、探偵にあこがれる少年です。『探偵学園Q』は次から次へと訪れる謎を解いていく推理がすごく面白いので、本当に楽しみです」と話している。
ドラマは原作コミックから登場人物をアレンジ。絶海の孤島で行われた探偵養成学校の入学試験で起こった殺人事件を解決する5人組を描く。今回は2時間の単発ドラマだが、好評ならば、連ドラ化もありそうだ。
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