俳優、速水もこみち(21)と女優、相武紗季(21)が、30日放送のテレビ朝日系「ドラえもん! キャンディーなめてジーンと感動するおばあちゃんスペシャル」(金曜後7・0)に本人役で登場することが22日、分かった。もこみちが初主演し、7月14日からスタートする同局系ドラマ「レガッタ」(金曜後9・0)とのコラボレーションで実現するもの。実在の俳優が本人役で登場するのは、27年のドラえもんの歴史で初めてとなる。
2人が登場するのは、1時間スペシャル内の「もこみちくんと紗季ちゃんだ! ジーンと感動する話」編。みんなを感動させたいと思い立ったのび太は、誰でも感動させることができるという「ジーンマイク」を手に、ドラえもんらと近所の河原へ。そこで、偶然2人が出演する「レガッタ」のロケ現場に遭遇する-という設定だ。
スタートから27年間の歴史を誇る国民的アニメ「ドラえもん」だが、過去に実在する俳優が本人の名前そのままに本編に出演したことはなく、もこみちと相武が初めてとなる。歌手では、主題歌を歌っていた縁もあり、渡辺美里(39)が登場したことがある。
貴重なコラボレーションに、同局の吉川大祐プロデューサーも「速水さん、相武さんは今まさに旬のスター。ドラマのシーンがシリアスであればあるほど面白さが伝わるストーリーだったので、(テーマに)ピッタリだった」と自信をみせている。
2人の出演シーンのアフレコはこの日、都内スタジオで行われた。今回がアフレコ初挑戦のもこみちは「まさか自分がドラえもんと共演できるとは思っていなかった。一生に一度のことだと思うので、すごくうれしいです」と感激の面持ち。
初主演する「レガッタ」ではボート部員役に挑戦しており、「ドラえもんと一緒に(2人で漕ぐ)ダブルスカルに挑戦したい。あとは、うまく漕げるようになる道具を出してほしいかな」と爽やかな笑顔をみせた。
小学生時代には「ドラえもん」の漫画本を買っていたという相武も、「本当に夢みたいです。キャラクターがすごくかわいくなっていてビックリしました。自分が出演する日の放送は、必ず録画して永久保存版にします」と放送日が待ちきれない様子だった。
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