新潟・佐渡島在住の兄弟フォークデュオ、平川地一丁目が俳優デビューすることになった。主題歌「運命の向こう」を歌う縁から、26日放送のテレビ朝日系「てるてるあした」(金曜後11・15)にストリートミュージシャン役で出演する。
きっかけは3月下旬、撮影現場に2人があいさつに訪れたこと。出演者やスタッフを労うため生歌を披露するサービスを見せた際、プロデューサーからドラマの雰囲気にぴったりと見初められ、その場で出演オファーを受けた。2人も「やってみたい」と快諾した。
出演シーンの撮影は今月21日、黒川智花(16)演じる主人公の照代が下宿する笹乃館の前で行われ、2人は「運命の向こう」を熱唱。途中から黒川も歌に加わり、撮影は無事終了した。
兄の林龍之介(18)は積極的に監督やプロデューサーと演技の話し合いを行い、弟の直次郎(15)は黒川との撮影シーンを前に「緊張する~」を連発していた。が、何とか演技をこなし「演技に慣れている人たちばかりだったので、足を引っ張らないように頑張りました」(龍之介)「ドラマの内容に歌が合っているので、たくさんの人に見てもらいたいです」(直次郎)とホッとした表情を見せていた。
一方の黒川は、「平川地さんの曲はとても奥が深く心にしみて大好き。ご本人の前で歌うシーンは緊張しました」と振り返っていた。平川地は8月に全国ツアーを行う。
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