石川県を舞台とした松竹の映画「釣りバカ日誌17」の完成披露特別上映会は二十二日、金沢市の石川厚生年金会館で開かれ、映画ファンや市民らが一足早く新作を観賞した。映画は二十九日の県内先行上映を皮切りに、八月五日から全国で上映される。
上映会では谷本正憲知事があいさつ。主演の西田敏行さんをはじめ、朝原雄三監督、女優の石田ゆり子さん、宮崎美子さん、海老瀬はなさんが映画の魅力を紹介した。
完成披露会見では、西田さんが「輪島のキリコ祭りの撮影で、寒い中、浴衣姿で撮影に協力してくれた地元の方々に胸が熱くなった」と撮影の思い出を披露した。朝原監督も「妻が金沢生まれなので、方言にもなじみがある」と語った。
上映会の席上、県の観光大使就任が決まった西田さんに、谷本知事から委嘱状が手渡された。県の観光大使は、米大リーグの松井秀喜選手ら六人がおり、西田さんは七人目となる。
完成披露特別上映会は輪島市文化会館でも行われた。
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