女優小西真奈美(27)の6年間を収めた「小西真奈美写真集27」が16日に発売される。写真家の丸谷嘉長氏が00年から小西の6年間の軌跡を追い続けた。撮影カットは3万点以上に達した。1人の写真家が6年にもわたり1人の女優の成長を記録するのは異例の試み。同氏は「皮をいくらはがしても新しいものが出てくる。被写体として手ごわいが、撮り続けても撮り足りない。奥の深い魅力を持った女優です」という。
異例の長期撮影は00年のポートレート撮影から始まった。国内外を問わず仕事場を追いかけ、撮影地はニューヨーク、ロサンゼルス、ハワイ、バリ、シンガポールなど海外に加え、東京、大阪、湯布院など広範囲にわたった。映画の撮影現場や舞台の楽屋などでくつろぐ姿など素顔も狙った。愛くるしいルックスが印象的な小西だが、妖艶(ようえん)な表情、素肌をさらけ出した大胆ショットなど意外な魅力も引き出されている。写真集は厳選約160点を収録した。
小西にとって最初で最後の写真集となる。「人生の中の通過点ではありますが、ページをめくるとやはり心が揺さぶられます」と話している。
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