NEWSの加藤成亮(19)がTBSのスペシャルドラマ「カクレカラクリ」(9月13日、後9・00)に主演することになった。人気ミステリー作家森博嗣氏の作品の初映像化で、加藤はゴールデン枠のドラマ主演は初めて。“天体観測おたく”役で新境地を目指す。
「カクレカラクリ」は山陰地方の村で120年前に作られたカラクリ人形や、対立する2つの旧家の謎を、大学生・阿部朋成(加藤)ら若者5人が解く冒険ミステリー。今月25日にメディアファクトリーから発売される森氏の同名小説が原作。清涼飲料水コカ・コーラ誕生120周年を記念し、同社が執筆を依頼した。
数学や物理学の要素が盛り込まれるなど設定が複雑で、映像化は困難とされてきた森作品。現役大学生の“インテリアイドル”として知られる加藤も「台本が面白く、撮影が楽しみで仕方なかった」と興奮。「3年B組金八先生」でクラスのまとめ役などを経験しているが、今回は天体観測好きで人との接触は苦手という個性的な設定。「今までとは全く違う。どう面白く崩せるか、考えながら演じたい」と話している。ともに謎解きに挑むヒロインは、栗山千明(21)が演じる。
同作品はインターネットをフル活用して視聴者を獲得。会員数が500万人を突破したネット上のソーシャルネットワーキングサービス「mixi(ミクシィ)」内にドラマとしては初めて公認コミュニティーを開設するなど、独特の広報戦略を取る。また、同サイトとは別の番組ホームページで放送終了後、ドラマを見ないと解けないクロスワードパズルなどの「謎解き」を用意。ミステリー好きをくすぐる仕掛けを準備する。
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