マイケル・ジャクソン(47)やマドンナ(47)の振り付けで知られる米国の演出家兼振付家、ヴィンセント・パターソン氏(56)が、少年隊の毎夏恒例のミュージカル「PLAYZONE(プレゾン)」の今年の振り付けを行う。日本の舞台は初めてで、少年隊がマイケル風に舞う!?
21回目となる「プレゾンの」の今年のタイトルは「Change」。10曲以上の振り付けを担当するパターソン氏は「ファンキーなダンス、ヘビメタっぽいもの、ジャズなど、まったく違うものを何曲も踊る面白い舞台」と興奮。少年隊についても「要求に100%応えてくれている。米国に来るべき」と入れ込む。
マイケル初のソロ世界ツアー「バッド・ツアー」(87年)の演出・振り付けを手掛けたほか「ムーンウォーカー」などミュージックビデオを多数担当。マドンナの「ブロンド・アンビション・ツアー」(90年)などでも知られる。
「少年隊、マイケル、マドンナはそれぞれがまったく違う。各スターの特性を引き出すのが僕の仕事」と話すものの、少年隊の舞いに大胆な“Change”がもたらされるのは確実。7月9日~8月5日、東京・青山劇場で。
◆ヴィンセント・パターソン 1950年、米ペンシルベニア州生まれ。20代後半からダンサーに。マイケルの「スムース・クリミナル」から振付家として活動し、舞台、映画、テレビなど多方面で活躍。カンヌ国際映画祭でパルムドール(最高賞)を獲得した00年のデンマーク映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」のダンス場面の監督も務めた。
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