舞台「魔界転生」(9月2~26日、新橋演舞場、演出・G2)の製作発表が27日、東京・有楽町の東京会館で行われ、柳生十兵衛役の歌舞伎俳優・中村橋之助(40)、天草四郎役の俳優・成宮寛貴(23)が出席した。
山田風太郎作の小説で、2度にわたり映画化された作品で橋之助が舞台化を夢見ていた作品だ。G2から「原作の柳生十兵衛は、女の人に鼻の下を伸ばす、普段の橋之助さんのキャラクターに近い。忠実にやる」と話すと苦笑い。「頭で組み立てるより心の動きを表現したい。一皮むけ、脱皮できたら面白いだろうな。(観客を)ドキドキ、ワクワクさせたい」とやる気十分。成宮は「今のボクの五感で今の天草四郎を演じたいと思う」と意気込んだ。
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