様々な庶民的カルチャーが交差する、下北沢の街の魅力を引き出した、ポップな痛快人情喜劇『男はそれを我慢できない』(信藤三雄監督)の完成報告記者会見が5月18日(木)、都内で行われ出演する竹中直人、鈴木京香、小池栄子が登場した。
山田洋次監督の名作『男はつらいよ』シリーズの主人公、車寅次郎のオマージュ作品として製作していったと語る信藤監督は「下北沢や麻布十番など、“下町"が大好き。その上で音楽を中心にストーリーや配役を考えていきました」と挨拶。
そして、時代遅れのDJスタイルで全国を放浪した後、下北沢に帰ってきたDJタイガー役の竹中直人は、幼なじみのマドンナさつき役で出演する鈴木と13年ぶりの共演。「こんな綺麗な女優さんと自分が大好きな下北沢を舞台にした作品に出演できて本当に嬉しいです!」と笑顔で語った。
さらに、実際に下北沢で生まれ育ったという小池栄子。劇中では、ライフスタイルがぶっ飛んでいる兄(竹中)とのドタバタ劇が見ものだが、会見でも兄の冗談に妹らしく鋭い突っ込みを連発! そして「兄が欲しかったので、配役を聞かされてとても喜びました。撮影中は、同級生のお母さんにバッタリ出会ったりと安心してノビノビと過ごせましたね」と、思い入れたっぷりに話した。
また、鈴木京香は薄紫をベースにした着物の衣装で登場。「実は、この格好で回転ずしを“初"体験しました」と告白。そして、同作で「STARDUST」という曲で歌手デビューを果たすが「自分は(歌が)ヘタ。でも、新しいチャレンジとして頑張りました! 撮影、歌ともにこの映画でとても貴重な経験ができました」と満足げな様子だった。
このほかワタナベイビー、元SPEEDのHITOE、イラストレーターとして活躍する安齋肇など多彩な出演者が勢揃いした『男はそれを我慢できない』は今夏、渋谷シネ・アミューズほか全国で順次公開される。
『男はそれを我慢できない』の完成報告記者会見はORICON STYLEで。
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