昨年、平成生まれで初めてオリコン1位を獲得した歌手の高橋瞳(17)が、元JUDY AND MARYのギタリストTAKUYA(34)のプロデュースによるシングル「コミュニケイション」を12日に発売する。「歌を仕事にする自信が持てた」というロックナンバー。また、有名アーティストにプロデュースを依頼したアルバムを、年明けにも発売する。
平成生まれで初めてオリコン1位を達成した現役高校生の歌姫が、強力助っ人の登場で、さらにパワーアップした。
約7か月ぶりとなる4作目シングル「コミュニケイション」に、TAKUYAがサウンドプロデューサーとして参加した。昨年4月のデビュー以来、外部からプロデューサーを迎えるのは初めて。これまでの高橋のイメージを覆すようなギターロックで、共同作詞した高橋が「人とのつながりをすごく大切にしたい」という思いを歌詞に込めた。
レコーディングでは、運命的な出会いといえるほどに意気投合した。特に高橋は「TAKUYAさんに出会って、何かが変わった」すっかり心酔しているようで「歌入れの直前にいわれたひと言に泣きそうになった。私の中の秘密にしておきたいが、歌を仕事にしていくうえで、とても大切なことを教えてもらった」と話している。ジュディマリ時代にもプロデュースを手がけ、作り手としての評価も高いTAKUYAは「彼女の声は、歌がウソにならない強さを持っている。強く高く歌える、女性ロックシンガーの達人になってほしい」と高橋の持つ魂を絶賛する。
来年の年明けには、TAKUYAら5~6組の有名アーティストをプロデューサーに迎えたセカンドアルバムを発売する予定。現役高校生の高橋は、現在は地元の宮城県に在住しており、夏休みなどを利用しながらレコーディングを行う。「去年からずっと不安定だったのが、この曲で気持ちが楽になった。より、素の高橋瞳に近づいている」天性のパワフルな歌声に磨きをかけ、高橋が新たなステージに突入した。
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