「武勇伝」ネタで人気のお笑いコンビ、オリエンタルラジオが英映画「ハイジ」(ポール・マーカス監督、7月公開)の日本語吹き替え版で、初めてアフレコ出演することが29日、分かった。中田敦彦(23)はヤギ、藤森しんご(23)は執事を演じる。
テレビ、ラジオ、ネタ本出版、所属の吉本興業の業績も押し上げる勢いがある超多忙コンビが、新しい分野に挑戦する。初のアフレコは、約30年前に放送された大人気アニメ「アルプスの少女ハイジ」の実写版だ。主要キャストではなく、ヤギと執事という渋い役どころが、オリラジのネタ風に言えば「カッキーン! あっちゃん、かっこいい、すごすぎるよぉ~」。中田は「今回はヤギ役ということで、役作りのために紙を食べて頑張ります」、ハイジの理解者である執事セバスチャンを演じる藤森は「頼りがいのあるお兄さんぶりを演じます!」と意気込んでいる。映画会社関係者も「子供から大人まで大人気。作品に勢いをつけ、キャラクターを生き生きと感じさせてくれるはず」と、大活躍中のオリラジの勢いに乗ろうと期待している。
主役のハイジは、ドラマ「ちびまる子ちゃん」「功名が辻」などで活躍している森迫永依(8)が演じる。森迫も吹き替えは初めてだが「ハイジはずっと大好きでした。アルプスの少女というだけでもさわやかな感じがしますし、うれしいような気持ちでいっぱいです」と喜んでいる。
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