女優・中谷美紀(30)が27日、都内で行った主演映画「嫌われ松子の一生」の公開初日舞台あいさつで、中島哲也監督(46)と“涙の和解”を果たした。撮影では中島監督に毎日、「下手くそ!女優辞めろ」と罵倒(ばとう)され、中谷は降板まで決意とか。その悔しい思いを赤裸々につづった「嫌われ松子の一年」という撮影日誌が発売されるほどだった。
しかしこの日、中谷が中島監督に深々と頭を下げ、「今はありがとうという気持ちでいっぱい」と感極まると、中島監督も「失礼なことばかり言って申し訳ありませんでした」と声を詰まらせながら陳謝し、笑顔で顔を見合わせた。
また、中谷とキスシーンを演じた劇団ひとり(29)は「演出がなかったから普段からしている素のキス」と話し、会場を沸かせていた。
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