女優菅野美穂(28)とV6の岡田准一(25)が、フジテレビの単発の特別ドラマ「虹を架ける王妃(仮題)」(放送日未定)で、朝鮮王朝最後の皇太子と皇太子妃を演じることが27日、分かった。ドラマ共演は初めて。
2人が演じるのは、1920年に結婚した朝鮮の李王朝26代高宗皇帝の王子、李垠(り・ぎん)と、日本の皇族、梨本宮家の長女梨本方子(なしもと・まさこ)。形こそ政略結婚だったが、太平洋戦争などで両国の関係が激動する時代や運命にほんろうされながらも、みじんも揺らがずに夫婦愛を貫いた生きざまを描いていく。
いずれも難役で、高い演技力が要求されるが、菅野は「今を生きる私たちには想像できない時代、国境を超えて築き上げた夫婦愛。作品を見てくださった皆さんが、何かを感じ、考えるきっかけになればうれしい」。岡田は「2つの国の間で歩まれた人生と、その夫婦愛を菅野さんと精いっぱい演じられたらと思う」と意欲をみせていた。ともに、韓国語のせりふにも挑戦し、韓国ロケも予定されている。
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