香川の県民食「讃岐うどん」をテーマにした映画「UDON」(本広克行監督、8月26日公開)が完成し27日、東京・内幸町の帝国ホテルで完成披露会見が行われた。できたての“うどん”に、主演のユースケ・サンタマリア(35)は「役者として成長できた」と自信を見せた。
「踊る大捜査線 THE MOVIE2」で実写邦画の興行記録(173.5億円)を打ち立てたフジテレビ、亀山千広プロデューサー(50)と本広監督(41)の“最強コンビ”が送る最新作。うどんを取り巻く人々のヒューマンドラマで、ユースケはうどん店のお調子者の息子を演じた。
「今回の役は今までで最も自分に近くて、こんな演技でいいのかな~と思って観てみたんですけど、きっちり芝居してました。いやぁ~、いい芝居してました」と自画自賛。「監督から『お前はお金のなる木だ』といわれました」と役以上のお調子者ぶりを発揮した。
だが、これも自信の表れ。昨年の初主演作「交渉人 真下正義」でも好成績(興収42億円)を残しており、「今回は『踊る大捜査線』というモンスター映画を離れ、プライドを持ってピシッと取り組めた作品です」と胸を張った。
亀山プロデューサーは「この夏は脂っこい大作ばかり。夏バテになったころに『UDON』のような消化のいいものを」とPR。小西真奈美(27)は「観たら絶対うどんが食べたくなります」と、作品の“味”の方も保証していた。
夜には有楽町の日劇2で完成試写会が行われ、ユースケらが舞台あいさつした。
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