女優の榮倉奈々=えいくら・なな=(18)が、東京・渋谷のラブホテル街を舞台にした映画「渋谷区円山町」(永田琴監督、来年3月公開)に主演することが15日、分かった。憧れの先生をラブホテルに連れ込もうとする大胆な女子高生役で、相手役には人気グループ、EXILEの眞木大輔(30)を抜擢。テレビドラマであどけない笑顔を見せている榮倉が、映画を通して大人の女性へと脱皮する。
フジテレビ系で放送中の初主演ドラマ「ダンドリ。~Dance☆Drill~」(火曜後9・0)で、チアダンスに青春をかけるさわやかな女子高生役を演じている榮倉が、今度は教師を誘惑し、翻弄する大胆な女子高生に変身する。
「渋谷区円山町」は、平成16年に少女コミック「Cookie」(集英社)に連載された漫画家、おかざき真里さんの同名コミックが原作。ラブホテルが立ち並ぶ東京・渋谷区の円山町を舞台に、ラブホに興味津々な女子高生が、憧れの先生に思いを募らせ、純粋な気持ちで一緒にラブホに入りたいと願う姿を描いた物語だ。
このほど、実際に円山町で撮影が行われ、榮倉は大胆な演技に体当たりで挑戦。教師と生徒の“禁断の恋”を扱った物語だけに、抱き合ったり、キスはもちろん、ラブホテルの回転ベッドで教師に押し倒され、衣服が乱れる“ベッドシーン”も。今まで見せたことのない大人びた表情満載でドキリとさせられること間違いなしだ。
同映画の鈴木淳一プロデューサーは「新鮮さをウリにしたかった。実際会ってみたら原作のキャラクターにピッタリでした」と起用理由を説明。榮倉は「恋をすることに憧れを抱いている純粋な女子高生…そんな気持ちに共感しています」と、等身大の役に気持ちをダブらせている。
ここ最近の榮倉は「ダンドリ。」をはじめ、映画でも主演作がめじろ押し。来年は同作のほか、映画「僕は妹に恋をする」(安藤尋監督)、「檸檬のころ」(岩田ユキ監督)が公開される。もともとファッション誌「セブンティーン」の人気モデル出身だが、テレビドラマ登場を機に男性ファンが急上昇中で、来年はスクリーンでも大暴れしてくれそうだ。
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