16日に腰部脊柱管狭窄(せきちゅうかんきょうさく)症の手術を受けた落語家・桂歌丸(69)が27日、入院していた神奈川県内の病院を退院した。
普段は“2食主義”だが、入院中は規則正しく3食。「味の濃いのが好きなんで、しょうゆ、ごま塩を内証でかけて、ほぼ完食。40キロの体重が2キロ増えました。太って退院できるのはアタクシくらいのものでしょう」と笑顔。「一番うれしいのは右足のしびれや痛みがなくなったこと。自分の担当の先生を信じると、必ず治ると思う。素人療法はいけません」と冗舌だった。
8日に入院し、16日の手術の全身麻酔から覚めたときの第一声は「たばこ…」で、妻の冨士子さん(74)らもあ然。26日に抜糸し、コルセットを約3カ月着用するよう指示されたそうだが「普段から腹巻きをしていますし、気にならない」
最初の仕事は6月3日の日本テレビ「笑点」収録(3回分)と同夜の東京・府中での独演会。その後は、ゆっくりと寄席復帰を目指し、秋の米ニューヨーク公演にも行く意向という。
また、25日には高座生活55年を記念して初の自伝「極上 歌丸ばなし」(うなぎ書房)を出版する。
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