今やCMでの露出とタレントの人気は、切っても切れない関係にある。俳優といえどもその例外ではなく、優れた演技も世間の認知度があってこそ評価され、人気が高まれば露出もさらに増える、という相乗効果が生まれるからだ。現在、ドラマ視聴率、CM出演本数の双方において実力を発揮している女性タレントといえば、天海祐希、篠原涼子、仲間由紀恵らが挙げられるが、その次の世代に来るのはいったい誰であろうか?
「ORICON STYLE」が行った 『次の“CM、ドラマクイーン"ランキング』 によると、1位は同点2名で長澤まさみと堀北真希、3位・沢尻エリカ、4位・綾瀬はるか、という結果が出た。いずれも映画やドラマで活躍中の本格派女優で、CMにも出演する若手のエースたち。
選出の理由を見てみると、1位の長澤まさみは、「年齢の割に落ち着いていて演技力があるから」(北海道/40代/女性)、「器が違う」(兵庫県/中高生/男性)。同じく1位の堀北真希は、「どんな役もこなせる女優さんなので、今後もさらに活躍が期待できる女優だと思う」(福岡県/中高生/女性)、「演技がうまい」(大阪府/40代/男性)という具合に、両名ともその演技力によって幅広い層からの支持を受けていることがわかる。堀北は、7月号(6月1日発売)の「月刊デ・ビュー」の表紙も飾っている
3位の沢尻エリカは、「『1リットルの涙』がすごくよかった」(大阪府/女性/20代社会人 他多数)、「キレイで若いけど芯が強そう」(埼玉県/30代/女性)など、女優として資質が認められ、女性票では堂々の1位を獲得。
4位の綾瀬はるかは、その愛らしい容姿に男性票が集中したが、「『世界の中心で愛をさけぶ』や『赤い衝撃』のような薄幸な女性を演じるのが似合っていると思ったが、『白夜行』を見てもっと色んな役が演じられるのではないかと期待」(神奈川県/40代/女性)、「ドラマに出る度に上手くなっていく」(愛知県/30代/男性)と、女優としての成長ぶりが、総合順位を押し上げる結果となった。
一般視聴者が肥えた目を持つ現代、タレントや女優がキレイで可愛いのは当たり前。アイドル的な存在から、一皮剥けた‘本物の女優’へ脱皮できなければ、“CM、ドラマクイーン"への道は開かれないようだ(内山磨魅)
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