1980年代に国民的スターとして活躍し、女優、写真家と幅広く活動中の間下このみ(28)が、今月上旬に第1子を死産していたことが28日、分かった。04年6月に11歳年上の一般人男性と結婚し、妊娠を明らかにしていたが、赤ちゃんはわずか6か月で天国へ旅立ってしまった。間下は「短い期間ではありましたが、我が子と一緒にいることができて本当に幸せでした」と悲しみをこらえ、気丈に語った。
国民的な“天才子役”として活躍し、28歳で待望のママになろうとしていた間下に、思いもよらない悲しみが訪れた。
関係者によると、間下は妊娠6か月を過ぎ、胎動も感じられるようになったが、今月になって「赤ちゃんの動きが感じられない」と異変に気づいた。急きょ都内の産婦人科でエコー検診を受けたところ、おなかの中の赤ちゃんは動かず、亡くなっていることが判明。安定期に入って経過は順調だったが、突然亡くなった原因は不明という。
間下は03年に米留学から帰国後、04年6月に11歳年上の男性と結婚。昨年クリスマスイブに第1子の妊娠が判明し、4月に妊娠6か月で8月29日出産予定であることを発表。ホームページでも「笑顔がこぼれてしまうほど、幸せな気持ちでいっぱい」と喜びをつづっていた。
死産とは妊娠満12週以降の胎児が亡くなった状態で生まれること。間下は心配する夫に見守られながら、都内の病院で亡くなった赤ちゃんを産む手術を受けた。関係者によると一時はショックで涙を見せていたという。
間下は「6か月という短い期間ではありましたが、我が子と一緒にいることができて本当に幸せでした」と悲しみをこらえてコメント。「今回、我が子の命が私の中に宿ってくれたこと、そして私自身の力で産んであげられたことを大変うれしく思っております」と初めての“出産体験”を気丈に振り返った。
また「今回は残念な結果となってしまいましたが、またいつの日か皆様に良い報告ができる日を楽しみにしております」と新たな命の誕生にも期待。現在は、赤ちゃんを運んでくるという縁起のいいコウノトリの置物を買って手元においているという。
出産に備え、仕事は雑誌の連載2本とセーブしていたが、少しずつ再開していく意向。また一つ大きな経験を乗り越え、女性として成熟した姿を見せてくれそうだ。
◆間下 このみ(ました・このみ)1978年4月27日、東京都葛飾区生まれ。28歳。4歳で出演したキッコーマンのCMが話題を呼び、芸能界入り。TBS系「スクールウォーズ」やフジ系「所さんのただものではない」など多くのドラマ、CM、舞台などで活躍し、国民的子役スターに。中学入学を機に芸能活動を自粛し、03年に米国へ写真留学。帰国後に活動を再開し、昨年2月、発売した写真家デビュー作「届かなかったラブレター あの空の向こう SPECIAL EDITION」が大ヒット。
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