バラエティー番組と企業が連動したCMが制作され、14日からオンエアされることが2日、分かった。フジテレビ系「はねるのトびら」(水曜後7:57)に出演するお笑いタレント、11人が、日産自動車のCMに番組内でのキャラクターそのままに出演するもの。この日、都内で全員が参加してCM制作発表会見が行われ、ドランクドラゴンの塚地武雅(34)は「CMの中でコントをやらせてもらい、革命的なことです」と胸を張った。
“はねトび軍団”がCM界に革命を起こすことになった。
番組の放送開始から5年。当時は無名だった5組11人のメンバーも、集合体になることで笑いが増大。深夜時間帯ながら高視聴率をマークし、人気は急上昇。昨年10月にはゴールデンタイムに進出し、番組DVDはオリコン総合チャートでお笑い史上初の初登場1位も獲得。ファミリーのような団結力を武器に、全国に旋風を巻き起こしている。
今回そこに目をつけたのが日産自動車。「エルグランド」「セレナ」など家族向きの車種であるミニバンのCMに、「みんなで一緒にいると楽しい」を番組内で表現している11人を揃って起用することを決めた。フジテレビの協力のもと、番組とCMを連動してエンターテインメントなものにする新手法「エンタマーシャル」に挑戦する。
CMは全部で4パターン。このほど撮影が行われた「買ったつもり編」では、ロバートの秋山竜次(27)が息子の哲哉役、塚地がお父さん役というおなじみのキャラクターで出演、車内でショートコントを繰り広げている。今後、メンバー全員がキャンプを楽しむ「We’Family!Viva Minivan!編」などの撮影を予定している。
この日、会見に出席したキングコングの西野亮廣(25)は、「5年間番組を一緒にやっている“ファミリー”としてうれしい」と喜びを爆発。塚地は「もっと“はねトび”を知ってもらって、日産の車も売れたらいいですね」と、CMキャラクターとして宣伝役もしっかり務めた。
CMは、14日放送の番組内からオンエアがスタート。フジテレビ以外の各局でのオンエアも検討されており、話題を集めそうだ。
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