歌舞伎俳優・中村獅童(33)が先月12日、飲酒運転で摘発された際に同乗していたことが発覚した女優・岡本綾(23)が22日、騒動後初めて公の場に姿を見せた。東京・九段会館で行われた主演作「地下鉄(メトロ)に乗って」(10月21日公開)の完成披露試写会に出席したが、獅童に関する質問を一切無視し、謝罪することもなく立ち去った。
獅童の同乗者として注目を集めた岡本が、事件後初めてマスコミの前に姿を見せた。これまで事件について一切、コメントしておらず、その発言が注目されたのだが…。
恋人(堤真一)とともに過去にタイムスリップし、両親がどのように愛し合ったのか、などを知るヒロイン、みち子役を演じた岡本は、“潔白”を主張するかのような純白ワンピースで登場。ややこわばった表情で「私もタイムスリップできるなら、両親がどういうふうに愛し合ったのか、大人として、大人の恋愛を垣間見てみたい」と役柄に重ねて作品をPRした。
結局、発言はステージ上だけで終了。報道陣に対しては「事前の記事化はご遠慮ください」と明記したファクスを送信するなど、獅童騒動の余波を懸念して緊迫ムード。質疑応答の時間も一切なく、あいさつを終えると、岡本は堤、大沢たかお、常盤貴子らとともに舞台袖に。途中、取材陣から「獅童さんの件で一言」と呼びかけられても、岡本は頭を下げることもなく、ダンマリを決め込み、目線を合わすこともなく、逃げるように足早に去っていった。
岡本は7月12日未明、都内で獅童が酒気帯び運転と信号無視で摘発された際、助手席に同乗していたことが発覚。獅童は同乗者について「一般の方。妻(竹内結子)も知っている方」と釈明していた。岡本は今回の件で製薬会社のCMが“自粛”休止中となっている。
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