欽ちゃん球団が大リストラで再出発! 所属選手だったお笑いタレントの山本圭一(38)らによる未成年飲酒淫行騒動で揺れた社会人野球チーム「茨城ゴールデンゴールズ」を率いる萩本欽一監督(62)が22日、所属選手を今の半分の20人前後にまで減らすと大リストラ宣言をした。監督らの「目の行き届く」規模にまでチームを縮小したうえで出直すのだという。
「選手の皆さんは全員ファーム落ち。1軍の発表は1カ月後。小さなチームにします」
試合などがないときに選手たちの“欽トレ”用として、22日にチームの本拠地である茨城県稲敷市で開園した「欽ちゃんファーム」に現れた欽ちゃんは、開口一番、こう宣言した。
現場にいた選手や地元ファン、記者らは一瞬、2軍とファームをかけたギャグだと思い笑いが漏れた。だが、欽ちゃんは真顔で「本気だよ。きちんと最初からやり直すつもり」と続け、大リストラ案を公表した。
具体的には、現在の所属選手40数人をいったん「全員クビ」にする。そして野球の技術だけでなく、この1年間の生活態度や勤務先の評価なども勘案し、面接など行い、まずは15人程度に絞り込む。
これに11月下旬に行う予定のトライアウトで選抜する新戦力を加え、総勢20人くらいの少数精鋭球団に生まれ変わらせるという。
欽ちゃんの「野球をやりたい人、おいでー」の呼びかけに応えて急拡大したチームで、選手の管理が行き届かずに遠征先の函館で不祥事が起きたと反省。岡本尚博球団代表(40)も、新生球団の遠征時には「外出禁止で破れば即退団の姿勢で挑みたい」などと話した。
また、欽ちゃんは山本復活の噂について「戻ることはない」と断言。謹慎処分中の2選手の処遇は「話し合って対応を決める」と話した。
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