石原裕次郎さん(享年52)の19回目の命日にあたる17日、まき子夫人、舘ひろし(56)徳重聡(27)ら石原プロ関係者が横浜市の総持寺を訪れ、墓前で手を合わせた。あいにくの雨模様にもかかわらず、大型バスをチャーターした団体をはじめ、全国各地から熱心なファンが集まった。焼香後にあいさつしたまき子夫人は「こんなにありがたいことはございません」と感激の面持ち。舘も「もう20年、という気がします。大きくてやさしい方でしたから、つらい時、困った時に思い出します」と月日の流れに思いをはせた。
今年は裕次郎さんのデビュー50周年。これを記念した貨幣セットが造幣局で通信販売される。これまで鉄腕アトムなどアニメキャラクターの貨幣セットは販売されてきたが、俳優など個人を記念したものは史上初。裕次郎さんの横顔を浮き彫りにしたメダルと特殊技術で光沢を持たせた06年製硬貨のセット。まき子夫人も「私たちの心の中で永遠に生き続けている裕次郎と語り合っていただければ」とコメントを添えている。この日、完成したばかりの同セットを墓前に供えた。
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