元大阪府知事でタレントの横山ノック(74)が緊急入院し、17日に出演を予定していた「大銀座落語祭」をキャンセルした。関係者によると、15日夕方に高熱による脱水症状で立ちくらみがして倒れ、病院で治療を受けた。心臓に持病があり、念のためそのまま入院したが、現在は快方に向かっており、検査の結果次第では18日にも退院するという。
この日は、東京・銀座で開催中の「大銀座落語祭」のスペシャル企画「危険な香りの落語会」にゲスト出演し、桂小枝らを相手に対談を行う予定だった。久しぶりの東京の舞台とあって、チケットは完売し、満員の観客はノックの登場を待っていたが、そこで急な欠席が知らされた。そのため、主催の「六人の会」メンバーである春風亭小朝と林家正蔵がピンチヒッターで登場し、欠席理由などを説明した。
ノックは女子大生への強制わいせつ罪で有罪判決を受け、03年8月に執行猶予を終えた後は、大阪を中心に舞台活動を行っていたが、今年に入ってテレビ出演するなど、芸能活動を本格化させている。
PR