女優、小泉今日子（４０）との親密交際が発覚した人気グループ、ＫＡＴ－ＴＵＮの亀梨和也（２０）が１４日、東京・文京区の東京ドームで開催された全国ツアーの最終公演に登場した。公演前に会見が行われ、交際についての発言が注目されたが、明確なコメントは一切なかった。一方、ステージでは火柱が噴き上がるド派手演出などで５万５０００人を魅了。ＫＡＴ－ＴＵＮの６人はファイナルをワイルドに打ち上げた。
４月下旬に写真週刊誌「フライデー」に小泉との親密交際が報じられて以来、初めてマスコミの前に姿を現した亀梨。礼儀正しく、男らしいことでも知られるだけに、交際についての発言が期待された。
同誌では小泉の愛車を運転し、小泉の都内の自宅マンションに戻ってきた亀梨の姿をキャッチ。数日後に同じ車で買い物に出かける小泉の姿も掲載し、亀梨がマンションに泊まったことなども伝えた。
２０歳という年齢差を乗り越えた“ビッグカップル”だけに、発言内容が注目されたが、亀梨から明確なコメントは一切なし。会見の最後にワイドショーのリポーターらが小泉の名こそ出さなかったものの、「心配しているファンの皆さんに」とコメントを促すと、ちょっと困ったような苦笑いを浮かべつつ、「頑張ります」とサラリとかわした。その後のスポーツ各紙の問いかけにも「すみません。ごめんなさい」と言うにとどまり、報道陣は肩透かしを食らった格好となった。
事務所関係者は「この日はＫＡＴ－ＴＵＮのツアーファイナル。本人としては私的なことで他のメンバーに迷惑をかけたくない、会見をシラケさせたくないという思いがあった」と説明した。
その思いはステージで発揮された。大阪を皮切りに全国９カ所目のツアー最終地。オープニングからオールスタンディングで大歓声を送った５万５０００人のファンを前に、亀梨らメンバー６人は歌に踊りにトークにと弾けまくった。
デビュー曲「Ｒｅａｌ Ｆａｃｅ」やアンコール曲を含め全２８曲を熱唱。終盤、中丸雄一（２２）が感極まって涙ぐむシーンも見せるなど、ファイナルにふさわしい感動のステージとなった。
亀梨は「一歩一歩、皆さんの力を借りながら歩んでいきたいと思っています」と今後も全力で突っ走ることを約束していた。
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