少年隊の錦織一清(41)が主演する舞台「蒲田行進曲~城之崎非情編~」(作・演出つかこうへい)の製作発表が7日、都内のホテルで行われた。
つか氏の名作で、花形スター銀ちゃんと銀ちゃんを慕う大部屋俳優ヤス、銀ちゃんの子供を宿しながらもヤスと生きていく決意をする女優、小夏の男女3人の愛憎劇。錦織は前回の平成11、12年に続き主人公の銀ちゃんに挑戦。ヤスにはジャニーズJr.の風間俊介(23)が抜擢され、小夏役は黒谷友香(30)。銀ちゃんのライバル中村屋には佐藤アツヒロ(32)が扮する。
つか氏から「いろいろできるし、よく勉強もしている。難しいことをやらせればやらせるほど変な色気が出てくる。今回は隣に座らせて演出を教えようと思っている」と多才ぶりを買われている錦織。今回、6年半ぶりの復活に「メンバーも新しいし、21世紀の『蒲田行進曲』にしたい。そういう意気込みで頑張る」と大張り切りだ。
一方、前回ヤスを好演したSMAPの草なぎ剛(32)からバトンを受ける風間は「草なぎ君のヤスをすごく尊敬しているからこそ真似をするのではなく、いまできる自分の全てをかけてヤスをやっていきたい」と気を引き締めていた。
東京・青山劇場で9月12~27日。大阪公演はシアターBRAVA!で10月6~9日。
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