リリー・フランキー氏(42)原作の「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」の映画版で樹木希林(63)扮する“オカン”の若き日を実娘の内田也哉子(29)が演じることが7日分かった。娘から母へのリレーが話題を呼びそうだ。
松岡錠司監督(45)のメガホンで、7日に宮城県でクランクイン。也哉子は過去に端役で出演したことはあったが、今回が本格的な女優デビュー。孫家邦プロデューサーは「どんな場所にいても輝きを持った人。原作を読んでいるうちからイメージしていた。樹木さんの娘さんというだけでお願いしたわけではない」と起用理由を説明した。
也哉子はロック歌手の内田裕也(66)と樹木の間に生まれ、夫は俳優の本木雅弘(40)。これまでもラブコールを送られてきたが、2人の子供の育児を優先させながら、絵本の翻訳や文筆活動に才能を発揮してきた。今回の出演については「一生に一度のことかもしれないので頑張ります」と周囲に語っている。
元極楽とんぼの山本圭一(38)の不祥事で撮り直しを余儀なくされるなどドラマ版はバタバタの状態。映画版への影響も懸念されたが、ボクをオダギリジョー(30)、オトンを小林薫(54)が演じ、来年GWの公開を目指し撮影が進められる。
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