シンガー・ソングライターの大塚愛(23)の初主演映画「東京フレンズ The Movie」(永山耕三監督、12日公開)の公開を記念して、大塚が劇中で演じるバンドと同じ女性ボーカル編成バンドのコンテスト決勝大会が1日、都内で行われ、約2500組の応募から6人組中学生バンド「スイート キャンディ」がグランプリに選ばれ、6人はメジャーデビューにチャレンジすることになる。
大塚が、映画の中で抱いた夢を現実の世界で引き継ぐバンドは、6人の中学生だ。
コンテストは、劇中で大塚率いるバンド「サバイバル・カンパニー」と同じく、メジャーデビューを目指す女性ボーカルがいるバンドにチャンスを提供する場として、映画の公開に合わせて開催されたもの。
グランプリに選ばれた「スイート キャンディ」は、約2500組の応募の中で最年少12歳のミキさんがギターを務め、12~15歳の広島在住の6人組。MCから名前がコールされると、メンバーは信じられない様子ながらも2階客席から猛ダッシュでステージへと向かい、ボーカルのリカさん(14)は「すっごいうれしいです、ホントに」と言葉は少ないながらも喜びをにじませた。
表彰式では「サバイバル-」の3人もプレゼンターとしてサプライズ登場し、6人はさらに感激。大塚は夢を引き継いでくれる初々しいスター候補たちに「どんな困難に立ち向かっても、力になってくれるのは『音楽が好き』という純粋な気持ち。それを忘れずに頑張ってください」とメッセージを贈った。
「スイート-」は、02年にリカさんら3人で結成。現在は地元・広島のお祭りやイベントなどを中心に活動。この日のステージでは、大塚の「SMILY」「フレンジャー」のカバー2曲を披露して、若さと元気で決勝大会参加の他の5組を圧倒してみせた。
今後は、大塚が所属する大手レコード会社「エイベックス」が、同バンドを全面的にバックアップ。「少しずつ、夢への実現に向けて頑張っていきたい」とリカさん。劇中同様にメジャーデビューという夢に向かって走り始める。
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