国内アーティストによる日本最大の野外ライブ「ロックインジャパン・フェスティバル」が4日、茨城・ひたちなか市の国営ひたち海浜公園で開幕した。メーンステージには平井堅(34)が登場。得意のバラードでロックファンを魅了した。
平井は3年ぶり2度目の出演。「ロック魂のかけらもない音楽をやっておりますが…」と“アウエー”を意識した弱気なあいさつ。しかし「ソウルはロックです」と宣言すると、男性ファンの野太い声援を浴びた。
アップテンポな「POP STAR」で幕開け。会場のボルテージを上げると、「楽園」や「瞳をとじて」などバラードを連発。4万7000人のファンは体を揺らし聴き入った。
昨年発売の初ベスト盤「歌バカ」が200万枚を突破し、今や男性ソロ歌手の“顔”。「風が吹いて心地いい」と野外らしいトークも織り交ぜ、新曲「バイマイメロディー」やピアノの弾き語りで「even if」など全7曲を披露。そのスイートボイスで会場を“ホーム”に変えてみせた。
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