人気男性ボーカルグループ、ゴスペラーズが参加した全米NO.1ゴスペル歌手、カーク・フランクリン(36)のニューアルバム「HERO」が26日、予定より1カ月以上遅れて発売されることになった。
ゴスペラーズは4月15日、米フィラデルフィアで長年敬愛してきたカークと面会。5人で吹き込んだカークの98年のヒット曲「リーン・オン・ミー」のデモテープを渡した。この出来に感動したカークの提案で、同曲をコラボレート。「ゴスペラーズwithカーク・フランクリン」名義で「HERO」の日本版に加え、6月21日に発売することにした(4月28日付サンケイスポーツ既報)。
しかし、ゴスペラーズの実力がカークを本気にさせた。発売直前になってカークが「自分のパートを録り直したい」と言い出し、曲のデータをダラスの自宅へ持ち帰ってしまった。そのため発売は大きく遅れることに。
完成品にはそれだけのこだわりが込められているだけに、リーダーの村上てつや(35)は「僕たちのカークへの思いを、少しでも多くの人たちと分かち合いたい」と、日本でのヒットを祈っている。
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