歌手、浜崎あゆみ(27)が11日、東京・国立代々木競技場第一体育館で3月11日から展開してきた全国ツアーの最終公演を開催。21日発売の新曲「BLUE BIRD」を初披露するなど全20曲を熱唱、ファン1万2000人の歓声に包まれる中、感動のフィナーレを迎えた。
今ツアーでは初のイリュージョンに挑戦。オープニングは、深紅のバラのモニュメントから自身もバラに扮して登場。4曲目の「STEP you」では、鉄柱に鎖でグルグル巻きに縛られた男性ダンサーと照明が落ちた瞬間に早替わり。さらに6曲目の「alterna」では、命綱をつけて高さ5メートルにつるされた真っ赤な球体の中に登場し、そのまま約50メートルを空中浮遊する世界初の試みに挑戦。豪華パフォーマンスを“9変化”の衣装で魅せた。
ラストにあゆは「全国各地で温かく迎えてくれた人々に感謝します。最高の時間をありがとう」と笑顔であいさつ。ライブ後には、12日にW杯の初戦を迎えるジーコジャパンに「W杯という長い旅立ちが始まりますが、良い結果が出せるよう応援してます。頑張ってください」と応援メッセージを寄せた。
今ツアーは12カ所30公演で26万人動員と過去最大規模。3月8日に発売したシングル「Startin’/Born To Be…」で、女性アーティスト部門首位獲得楽曲数が26作品になり、同率だった松田聖子(44)を抜いて単独1位に。名実ともに女王となった。
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