昨年4月に解散した「ZONE」のベーシスト・MAIKO改め舞衣子(19)が結成した6人組ガールズバンド「MARIA」が、人気アニメ映画「劇場版NARUTO 大興奮!みかづき島のアニマル騒動だってばよ」(8月5日公開)の主題歌を歌うことが10日、分かった。デビュー3か月での大役。舞衣子も、映画主題歌はZONE時代を含めて初挑戦となる。
今回でシリーズ第3弾を迎える「劇場版NARUTO-」。過去2作は元JUDY AND MARYのYUKI(34)、TUBEの大物2組が主題歌を歌ってきたが今回、異例の新人ガールズバンドが抜てきされた。映画主題歌を歌うのは、ZONE時代を含め初挑戦。
MARIAは、04年6月にベース&ボーカルの舞衣子を中心に結成。デビュー曲「小さな詩」は、オリコンチャート初登場10位を記録。華々しいスタートを切った。
主題歌を務めるのはMARIAの2ndシングル「つぼみ」(7月26日発売)。デビュー前に作られた楽曲で、これまでにもライブで何度も歌い、ファンの間では1番人気と言われている楽曲。押切万耀(かずてる)プロデューサーは「つらいことがあっても一人ではない、仲間と一緒に支え合って前に進んでいく、という歌詞がナルトらしさがとても出ていて今回の映画の世界観にぴったり」と、抜てきした理由を話す。
ギター・あゆか(19)は、弟の影響でアニメの大ファン。主題歌が決まり「頭がパニックになって、一人で大興奮してた。やった! という感じだった」と、大喜び。舞衣子も「自分たちらしいロックっぽい曲。いろんな思いを持っている人に『自分は強いんだ』と思ってもらいたい」と、主題歌初挑戦に興奮気味だ。
まだデビューして間もないMARIAだが、ガールズバンド人気ランキング(オリコン調査、10~30代男女)で堂々8位にランクイン。ZONEは、プリンセスプリンセスを抑えて1位に輝き、特に若い世代に圧倒的人気を誇っている。主題歌初挑戦をキッカケに、ガールズバンドの頂点を目指す。
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