俳優、松平健(52)が11日、徳島市内で行われた「四国みな祭り」に登場。12日に初戦を迎えるサッカーW杯日本代表の勝利を願い、主演映画「バルトの楽園」(17日公開、出目昌伸監督)のキャンペーンソング「マツケンのAWA踊り」を歌い、踊った。“サムライブルー”のド派手衣装と「マツケンサンバII」に劣らないキレのいい阿波踊りを披露。打倒!サンバの国ブラジルの思いをのせて弾けまくった。
マツケンが軽やかなステップを踏むたびに、スパンコールで描かれた着物の波模様が揺れる。まるで日本代表の勝利のウェーブだ。
この日のイベントは、「バルトの楽園」の撮影に全面協力してもらった徳島県と、鳴門市への恩返しとして配給元の東映が企画。徳島県の阿波踊りなど四国4県から集まったそれぞれの踊りが披露される中、マツケンはトリで登場した。
♪明日につながる夢をつかもう…、マツケンの伸びやかな声に合わせ共演の高島礼子(41)、中山忍(33)、大後寿々花(12)、ドイツ人俳優オリバー・ブーツ(34)も踊り出す。道沿いに詰めかけた約2万人の観客は大声援を送った。
終了後に会見したマツケンは、きょう12日の豪州戦について「3対1かな」と日本の勝利を予想した。自身も中学時代、サッカー部に在籍しGKを務めただけに思い入れが強いのか、いつになく興奮気味。「最後まで残って欲しいね」と決勝トーナメントに進出する日本代表の姿を思い描いていた。
一方、オリバーも15、16歳の頃、東ドイツのナショナルリーグの選手だったというサッカーの“プロ”。日本代表について、初戦は「3対2で勝つ。最近、技術的にも上達しているので、アグレッシブにいけばもっと点を取れるよ。タカハラがいいね」と好意的。さらに最終成績は「優勝がブラジル、日本は2位、ドイツは3位かな」と予想した。
マツケンは現在コンサートツアー中で、12日は新潟・長岡市立劇場で開催するが、サッカーの方がかなり気になっている様子。「試合を観ちゃうと、ずっと観ちゃうからね」と苦笑い。それでも日本戦はテレビで観戦し、ジャパン・イレブンの活躍をしっかりと見届けるつもりだ。
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